|
子供のメタボリック症候群とは?
子供にもメタボリック症候群(メタボリックシンドローム)対策は必要です。
30年前に比べると、肥満ぎみの子供の数は約2倍に増え、約10人に
1人が肥満児であるといわれています。子供の肥満の約70%は
成人肥満に移行するといわれ、高度な肥満では小児期からでも糖尿病
や高血圧、高脂血症などの生活習慣病になる危険性も高くなります。
厚生労働省の研究班によってつくられた6歳から15歳を対象とした
メタボリツクシンドローム診断基準では、以下のようになっています。
◇ウエスト周囲径 : 中学生80cm以上、小学生75cm以上、
もしくは、ウエスト周囲径 (cm)÷身長 (cm)=0.5以上
◇トリグリセライド ( 中性脂肪 ) :20mg/dL以上
かつ / またはHDL コレステロール 40mg/dL未満
◇収縮期 ( 最大 ) 血圧:125mmHg以上
かつ / または 拡張期 ( 最小 ) 血庄 70mmHg以上
小児メタボリツクシンドローム ( 症候群 ) の原因
小児メタボリツクシンドローム ( 症候群 ) の原因は、肉やバター、
乳製品などの動物性脂肪の多い食事が増えたことに加え、コンビニで
いつでもお菓子やジュースなどを買い食いできる環境や 塾通いなどに
よる不規則な食事時間、また運動不足などが考えられます。
肥満の子供とそのリスク
肥満の子供の場合、大人になってから糖尿病にかかるリスクが上がる
といわれています。 18歳の時点で肥満の子供は、大人になってから
糖尿病を発症するリスクが他の子供と比べて高くなっていますが、
その確率は、男の子の場合で 50%、女の子では、57%です。
子供の肥満解消
食べるスピードと肥満には強い関連性があり、肥満の子供の場合は、
食べるスピードがそうでない子供よりも早いという特徴があります。
食べものをゆっくり食べることは満腹感を増す効果があり、食事中は
家族と会話をしながら食べさせることで食べるスピードは遅くなります。
また、テレビなどを見ながら食べると満腹を感じる神経が邪魔される
ので、食事中はテレビなどを見ないようにした方がよさそうです。
子供時代は骨に負荷を与える運動をしないとカルシウムが骨に定着し
ないということもあり、思い切り運動をして骨に負荷を与えることが
メタボリツクシンドローム対策以外にも健康にいい影響をあたえます。
やはり、「楽しく運動をすること」が 一番の解決策になるでしょう。
親子や友達同士で一緒に遊ぶ時間や場所を確保することも大切ですね。
勉強やゲームばかりでは運動不足になり、メタボリック症候群の危険に
さらされます。子供が自由に安全に思いきり身体を動かせる場所を見つけ
たり、作ったりすることも子供のメタボ対策には必要かもしれません。
|